今年よりブログに参戦させて頂く料理長の高村です。
これから料理のウンチクやくだらない小言、又ちょっと宣伝じみた事
(すいません)報告させて頂く事になると思いますが、どうか飽きずに
耳をかたむけて(こういった場合は目を??)頂ければ大変嬉しく思います。
さてお正月の醍醐味といえば子供の時は「お年玉」、私達料理人にとって
は何といっても「おせち料理」です。 昨今おせち料理といっても「洋風
おせち」や「中華おせち」等、様々な種類のおせち料理がデパートやスーパ-等で
販売している事もあり多種多様化している様に感じます。
しかし日本料理に携わる者の一人として日本料理界においての諸先輩方より
受け継がれている仕事を、若い人達に伝えていくのも(といっても私自身もまだまだ若輩者ですが!)我々の役目ではないかと思っております。
いきなり何か堅苦しい話になりましたが、今回はおせち料理についてのウンチク話させて頂こうと思っております。
皆様の家庭で召し上がるおせちにも入っている料理や食材にも色々ないわれや
意味合いがあります。こういった話をすると「そんなん知っとるわ!!」
とお怒りになる方もいらっしゃると思いますが、例えば
黒豆=何事にも「マメ」になる様に。
数の子=子孫繁栄の象徴を表す。
田作り(片口いわしの稚魚。別名ごまめ=五万米とも書く(粋ですね!))
=昔は田や畑の肥料として使われた。その年の豊作を願う。
といった様にほとんどの食材と言っていいほど、色々ないわれや意味合いがあります。
また料理屋や料亭におきましても、多喜物(炊きもの)として
くわいは「松笠」(松ぼっくり)に剥き、新筍は亀等に剥きますが「竹」と考
え、人参は「梅」に剥いて、それぞれの野菜で「松竹梅」に見立てます。
ところで皆様はその「松竹梅」の意味合いはご存知でしょうか?
おそらくほとんどの方が「めでたい物」とか「縁起の良い物」という事は
わかっていらっしゃると思いますが、実はこの「松竹梅」にもそれぞれの意味があるのです。それは何かと申し上げますと、
「松」は古来より日本では神様が宿る依り代(よりしろ)とされ、
「竹」はその切り口等から、嘘、偽りのない清廉潔白さの象徴を表し、
「梅」は冬の寒さを耐え忍んで、見事な花を咲かす縁起の良い植物
といった意味合いがある為、日本では古来より縁起の良い物とされています。
この他にもお正月といったイベントだけでも「鏡餅」やそれを飾る
「串柿」「橙」といったようなそれぞれの物にも色々な意味があります。
これらの意味まで全て書いてしまうと長くなってしまいますので、
(ホントはもっとウンチクしたいんですが・・。)
今回はこれで省略させて頂きますが、年を重ねる事に思うのが、
古来より伝わる行事や伝統の奥深さといったものに、つくづく感心させられる次第でございます。
そして当店「梅田燈花」におきましては、まだまだ歴史の浅い当店ですので、伝統的な名物料理といったわけではございませんが、兼ねてからお客様からのご要望や問い合わせが多々ありました「ぶりのしゃぶしゃぶ」を販売する運びとなりました。 年も明け、天然の寒ぶりも身がしまりつつも、非常に脂がのり一番美味い時期にお客様に召し上がって頂けるようになりました。
1月から2月下旬までの限定販売となっております。
ぜひ皆様をお誘い、新年会や御会食等で一度ご賞味下さいませ。
最後にはちゃっかり宣伝させていただきましたが、
梅田燈花・スタッフ一同共々、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。